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便乗・歌のようなキャラ語り(ネタバレ注意報)

迷さんと理瀬さんがやってらしたので、ついやりたくなって勝手ながら便乗。
元ネタ様は遊んだ事ありません故、エセな感じになってないか戦々恐々……! そして歌っぽくなってない気がする! 長い!!
あ、あくまでも、風味、で(震え) お、多めに見てくださると幸いっ……!

ギルバートの裏設定や、ローレンスの過去など、ネタバレゾーンがちらほらあるのでご注意ください。
見たくない方はスルー推奨! ばっちこいだぜ!という方は追記からどうぞ!!






一番目の子は泣き虫竜。
本来の生まれ故郷では出来損ないの黒くて小さな竜の子。
両親が明るく輝く幸せを願って、腐ったしきたりから抜け出し素敵な港町に移住してくれてたけれど、そこでも待っていたのは不幸。
仲良しだった親友がやってたいじめを止めようとしたら手のひら返し。好きだった女の子まで巻き込まれて殺されちゃった。
泣き虫竜は復讐の竜となって親友を血まみれに晒し、荒廃した世界へと逃げ込んでしまう。悲しみや憎しみを殺し合いで発散させていくの。涙も痛みも全て快楽へと変えさせて。
そうする事で何もかも忘れて楽になれたから。けれどそれも一時の安息でしかない。またすぐにどうしようもなく悲しくなって、辛くなって、この世界そのものも全ての生けるヒトすらも恨んで憎んだわ。
もう失いたくない。もう裏切られたくない。いつ来るかもわからない失う恐怖に怯えるくらいなら、友達だっていらない――何も信じられなかった。他人に傷つけられるのが嫌なくせに、他人を傷つけて拒む事で自分の精神を保っていたの。傷つけられる前に傷つけて、壊される前に壊す。そうしてまた自分で自分を傷つけてる。
過去の枷は重く、苦しいもの。一体何年彼を縛り続けたことかしら。 前へ進む? そんな不安定で恐ろしい事、出来るわけないじゃない。臆病だったわ。孤独だったわ。寂しがりなのに自ら寂しさを求めた、どうしようもない竜だった。
でもね、そんな冷め切った傷だらけの心は、新たな場所へ放り込まれた時に、あの女の子によく似た髪の人と出逢って変わったの。
今はとってもしあわせ。そりゃあ、辛い事にも悲しい事にもまだまだぶつかっていくけれど。でも、今は大切な伴侶も家族も友達も仲間もいる。
もう、独りじゃない。支え合える、かけがえのない人がいるから。
何があっても、その人と一緒なら、乗り越えていけるから。

(彼は、もうその人なしなら生きてゆけない。一度知った失う恐怖は完全に消えやしないの。そんな不安定さから、ずっと目を背けて、これからも生き続けるわ。「絶対に離れない―離れたくない―」って、そう、しあわせにね。)



二番目の子は悪魔の子。
正確には狼と狐のあいのこ。けれど、何故か悪魔と呼ばれて可愛がられて育てられた。
幼かった彼は、それに疑問は持たなかった。でも、大きくなって世間を知ったら疑問を抱いてしまった。だって、自分はどう見ても狼や狐なのに、お母さんは悪魔の子と呼ぶのだもの。
そんなお母さんが嫌いになった。大好きだったおばあちゃんも死んじゃった。憂さ晴らしに弱いものいじめをしていたら親友が止めちゃった。好きになった女の子に振られもしちゃった。
もう何もかもが嫌になったのね。親友も女の子の事も激しく逆恨みして、親友の心をズタズタに引き裂いて、女の子までも追い詰めて殺しちゃった。
そしたら親友が復讐してきた。頬の五本傷は、今でも生々しく残っている。あぁ、とても痛かったのだから。復讐に復讐を返そうと、まず練習にお母さんを殺してみたらその感覚が忘れられなくなってね。恐くなって、親友を殺す事も投げ捨てて逃げ出したの。
行き着いた先は、朝の来ない永遠の夜の街。優しい夫婦の屋敷に住まわせて貰ったの。めでたく幸せになれたわ。
でもソレもまた壊れてく。旦那さんが死んでしまったの。奥さんは来る日も来る日も泣き続けた。慰めようと彼は必死に頑張ったわ。けれど、恩は仇となって返ってきた。今度は彼女は悪い魔女となって襲いかかってきたの。
いいえ、寧ろ魔女は喜んでいたの。慰めてくれた彼をとても愛したわ。一線を超えて、超えて、激しく愛してきた。
だから毎日が地獄。やっと逃げ出せても、魔女は使い魔を使って付き纏ってくる。やっと得た、信じられる友達も、自分の我儘で振り回し続けたら嫌われちゃった。
友達に想いを告白された時に拒まなければよかった? でもね……それでも、やっぱり、恐いものは恐いの。
あの地獄の魔女のように「縛られる」のは、永遠にされたくない。そう、激しく頭を抱えて。
そんな事言ってた自分こそが、今まで沢山の我儘で友達を縛っていただなんて、気付きもせずに。

(辛い事ばかり、幸せになってもすぐに壊れてしまう。なんて惨めな人生? こんな運命、あんな母親の元に生まれて悪魔の刺青と首輪をされた時から、決まっていたのかもね。おかげさまで、彼の心までも身勝手な悪魔に育ってしまったのだから。)



三番目の子は裏通りで生まれた子。
両親は気が付いたらいなくなってしまった。残されたのは、幼い妹ただひとりだけ。
だから、妹を養う為に必死になって働きまわった。生きていく為なら、大切な妹の為なら、どんな事もした。
それでも厳しく淀んだ裏の世界。嫌な事は溜まっていく一方。裏では密かに、色んな場所やヒトを爆弾を使って壊しまわって発散していたわ。
そんなある時、妹は表の世界への憧れを口にした。学院に行ってみたい、お勉強したり、友達と楽しく遊んだりしたいと儚い希望を口にした。
彼は妹の願いを叶えさせる為にもっと働いたわ。まるで学生服みたいな、素敵な服も手に入れた。妹にも着せてあげたら、とても喜んでいた。そんな笑顔が彼は大好きだった。辛い生活の中の唯一の光。無邪気で無垢な様は、まるで天使のよう。
いつか表で暮らして、一緒に学院に行こうね。そう、約束も交わしていたのに。お互いにいつか来る幸せな日を、とてもとても楽しみにしていたのに。
妹は突如現れた真っ黒黒な魔物に食い殺されちゃった。それも、彼の目の前でグチャグチャになっちゃった。
なんて惨いの! 彼は狂った。狂って、更に沢山のモノを壊していった。いつしか爆弾魔なんて呼ばれた。
でも、それも長くは続かなかったの。妹が幼い頃から拾って可愛がっていた、天使の猫と再会したから。
魔物に喰われたあの場にはいなかったから、一緒に食べられたものだとばかりに思っていたから。彼はそれはもうボロボロ泣いて抱き締めた。今や大切な妹の面影を残しているのは、彼女に良く似た色を持つこの猫だけ。
もう、離さない。もう、君を失くしたりはしない。そう、誓って。また沢山働いた彼は、いよいよ裏から飛び出て、表で生きられる事になった。
天使の猫を連れて、学院へと通う事が出来るようになった。やっと、妹との約束を叶えられたの。
彼は猫が大好き。だって、猫は妹なんだもの。猫はみな兄妹。可愛くて大切な家族なの。
だから、彼は妹だけでなく全ての猫を「天使」と呼ぶ。
今日も彼は明るい世界で、沢山の「天使」に囲まれて幸せな声を上げているわ。

(……そうして幾ら幸せになれても、裏通りで染み付いた習慣や破壊中毒からは、ずっと逃れられないのだけれどね。)

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Comment

٩(๑>∀<๑)و♡ 綾崎理瀬

わあ!わあ!読み応えがあって良いと思います!
ローレンスさんの設定が一番好きですね、何かあるんだろうなって思ってはおりました✿˘︶˘✿ ).。.:* ♬*゜
便乗万歳!
  • URL
  • 2015/10/16 22:44
  • Edit

あかん 迷

こうして見ると萩田様ってキャラの設定を深く詰めているのに無駄がないといいますか、洗練されているといいますか……
この長文なのに読者に熱中して読ませる文章力はどうやって培ってるんですか教えてくださry
そして真ん中の子が今後どうなっていくのか非常に楽しみなんでROM徘徊丸にならせて頂きますね本当にry
  • URL
  • 2015/10/17 21:41
  • Edit

>お二方! 萩田

気が付けば、めっちゃくちゃコメント返信が遅れてしまってて土下座……orz
申し訳ない!!!

>綾崎理瀬様
ありがとうございます!! 長ったらしくなってしまいましたが、それが却って読み応えに繋がっていたならば嬉しい!
他のキャラもですが、ローレンスの設定も後付けもいいところなのですが、やはりただの猫キチでは終わらせないぞ!とこんな具合に理由がくっつきました!!←
設定したからには何かしらの理由をくっつけたくなるタチです(笑)
便乗ばんざーい!! 理瀬さん宅の、特にリディアちゃんの歌が好きです(*ノノ)

>迷様
Σ洗練!! ありがとうございますありがとうございます!!
登録PCとしてはもうこれ以上、設定密度の濃いキャラは作れないなと最近自覚しつt
理瀬さんにも語った通り、登録時は何も考えずに適当にぽんぽんと付けたい設定をつけるのですが、やはり一つの設定を作ったからにはそれに何かしらの理由はつけたいなと思って、こうして後から細かい過去設定や執着しているものに対する理由とかを決めていってこうなります!
わ! 長くても読める文章なら嬉しいーっ!! む、寧ろ、迷さんのような素敵なファンタジー世界観の作り方をですね是非ry……!!
真ん中の子は未だにぐだぐだ入院中でございますが、その期間中、少しでも、出せてあげたら、いいな……!!
  • URL
  • 2015/11/01 15:15
  • Edit

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萩田

Author:萩田
黒竜とこいぬとエンジェル(笑)とうさぎです。
スマホからだとこれが見えなかったりするっぽいので「このブログについて」のページの追記にちょこちょこと移動しました←

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